喫煙が髪に与える影響について
query_builder
2022/02/01
コラム
喫煙が全身の血行不良を引き起こすことは、広く知れ渡る事実です。
さらに「血の余り」ともされる髪の毛は、血液の量、質と深い関係があるとされています。
そこで今回は、喫煙が髪に与える影響について解説してまいります。
まずは、喫煙が血管に与える影響から見ていきましょう。
▼喫煙が血管に与える影響
喫煙は、ニコチン、タール、一酸化炭素といった身体に有害な物質が含まれています。
有害物質は、口腔、肺胞、胃、腸管からも吸収されます。
その結果、血管の収縮や血液の粘度を高め、血行不良を招きます。
深刻な状態になると、肺疾患、脳梗塞、脳出血、認知症、動脈硬化を引き起こします。
▼喫煙が髪に与える影響
■髪のパサつき
たばこの煙は、髪のハリ、ツヤを失う原因です。
髪が乾燥し、パサついた印象を与えてしまいますので、髪を保護するなどのケアを行いましょう。
■薄毛
喫煙による血行不良の結果、頭皮や毛根、細胞に酸素、栄養が行き届かなくなります。
また、交感神経が有利になることにより、睡眠の質も低下します。
その結果、毛髪が正常につくることができなくなり薄毛を引き起こします。
喫煙をやめたら、薄毛が改善したというケースもあります。
■細毛
頭皮、毛根、細胞に酸素、栄養が行き届かなくなると髪のコシが失われます。
髪、頭皮の栄養不足が続くと、髪質が細くなっていきます。
■白髪
喫煙は、髪の色素をつくるメラノサイト機能を低下させます。
メラノサイト機能が正常に働かなければ、白髪が増えていきます。
▼まとめ
喫煙は身体に悪影響を与えるだけでなく、髪への負担も大きいということが分かっていただけたのではないでしょうか。
たばこは「百害あって一利なし」とも言われます。
髪を美しく保ちたいとお考えでしたら、喫煙は避けた方が良いでしょう。